昨日ダブルでアル中と気づいた
我が家の目の前にある河内公園にはかつて日本山岳会創設者メンバー高頭仁兵衛が住んでいた。山岳会設立時(明治38年)には千人分の年会費千円を寄付し、18年間援助を続けた。地元では旦那様と呼ばれていた。公園には頌徳碑がある。
▼季節は初夏の雰囲気となり、我が家からも越後三山から巻機までがよく見渡せる。里は初夏だが、山にはまだ残雪がある。標高二千メートルの高地では初夏というより、春が少し過ぎころという雰囲気だ。高頭仁兵衛もこの景色は飽きずに見ていたに違いない。
▼その越後の名峰、平標山へ行ってきた。早朝4時半に駐車場に到着するも、すでに40台は駐車しておりにぎやか。「花の平標山」で有名であり、この時期山頂のお花畑にはハクサンイチゲが一面に咲き乱れる。シャクナゲ・ミヤマキンポウゲ・イワカガミなどで色とりどりの花が楽しめる。
▼苦しい坂道を息を切らし上り詰める。頂上までたどり着き、迎えてくれる花たちを見ていると心底ほっとする。今シーズン初の登山で足はぱんぱんに腫れ上がり、右ひざ裏の筋に激痛が走りだした。帰路は痛みとの戦いの中なんとか下山できた。だが、懲りずにまた行きたい。
やっぱり「歩中」なのだ。