長州雑感

年に数回しかしない趣味の麻雀だが、レンタルDVDを借りてよく見る。芸能人では「萩原聖人」が常連で突出している。芸能界に全く関心のない私がメンバー紹介で混乱するのが、この人は「おぎはら」なのか「おぎわら」なのか「はぎわら」なのか「はぎはら」なのか、「せいと」なのか「まさと」なのか?正解は「はぎわらまさと」なのだそうだ。

▼読書は歴史もの、特に幕末ものが好きで、30代で司馬遼太郎ものはほとんど読破した。現在の大河ドラマ「花燃ゆ」は長州萩が舞台だ。そこで「萩の松下村塾」と覚えて「荻(おぎ)と萩(はぎ)」の違いは区別できるようになった。「まさと」と「せいと」はどちらでもいい。

▼世界文化遺産へ登録した明治日本の産業革命遺産。韓国政府からのイチャモンはいつものことだが、まったく違う理由で「松下村塾」が登録に値するとは私は思っていない。幾多の歴史的人材を排出したことは確かだが、産業遺産なのかなあ?韮山の反射炉とコンセプト同じですか?ベクトル違うんじゃないか?

▼「ホームドラマを生きるのか、それとも大河ドラマを生きるのか。家庭と会社どちらを取るかといわれれば、会社を取り大河ドラマを生きる」サラリーマンだった当時、会社の社長が会議での発言や社員によく言い聞かせていた言葉だ。低視聴率が話題となっている「花燃ゆ」は実は一回も見たことがない。「吉田松陰の妹」という設定は【大河】という基本コンセプトからあまりにはずれていないか?マニアックすぎないか?


この方向感覚のずれは山口県選挙区安倍首相からの【圧力】かも。