都市伝説
昨日からの寒波が激しい。雪に耐性のある長岡地域でも、12月中旬からこの降り方と寒さは例年に覚えがない。カマキリ博士の予報だと「今年は下に産卵した」ので少雪間違いなしだった。気象庁も暖冬予想だったから、それを根っから信じていた分がっかりしている。
▼コカ・コーラ長岡支店長の話を聞く機会があった。もうすぐクリスマスがやってくるが、現在私たちが思い浮かべるサンタクロース、実はコカ・コーラが1930年ころ考え出した架空のキャラクターだ。赤と白のツートンカラーに髭の人物などどこにも存在したことがないのである。北欧のどこかにある童話かと思っていた。
▼もうひとつ支店長の話。「コカ・コーラが一本売れると田中角栄先生に1円のマージンが入る」というものがある。これもまったく根拠がないそうだ。ただ、大臣だったころに「口利きをした」ことは確かなようだ。根拠も無く、小さい頃大人たちが話していたことを真に受けていた。
▼思い込み、うわさ、うそ。そんなもので世間の常識や会話のほとんどがなりたっているのかもしれない。知らずしらず刷り込まれている間違った常識は、数限りないに違いない。「自分の都市伝説」をまとめてみると結構面白いものになるかも。
余談:ちなみに日本コカ・コーラの売上1位はダントツで「缶コーヒー・ジョージア」だそうである。