ひと言多い!

ある人に月曜日電話をすると、取り次いでくれた人が「今日は代休です。」と告げた。あくる火曜日の朝電話をし、用件を話す前にちょっとからかい気分で「もっと仕事してくださいよ」と話題を投げてみた。すると彼からはこんな答えが返ってきた「石堀さんお言葉ですが、私はこの行事が終わるまで忙しさで、土曜や日曜をろくに休んでないんです!」と。ほぼ怒り口調である。自分がどんなに苦労しているかも知らないくせに、勝手なことを言うなとしゃくにさわったのだろう。

だが、私が彼の激務を見ている訳でもないし、忙しさに気を配れるわけもない。返す刀がセンスないと思いながらも「やや、どうもスミマセン」とあやまる。

私はお客様や仕事の関係で「お忙しいところまことに申し訳ありませんが・・・」などと言われることがあると決まって「いえいえ、ひまなのでいつでもどうぞ」と言うことにしている。 ばたばた忙しくしている様子を相手に悟られるのがどうも好きでないことと、どうでもいい見栄があり、疲れてるとか忙しいとかいうと「あ~あ、かっこ悪いなあ」とつい思ってしまうのである。

私だったら「ひと仕事して気がゆるんだのか、日曜の朝から少し寝すぎてしまったみたいです。」とでも言うかな?

いつもヘンなところで他人様のご機嫌を損ね、またまた「いいかげんもほどほどに」と言われそうです。