中越高校サヨナラ負けとM.リーグドラフト会議

野球はふだんまったく見ない私も、中越高校が甲子園出場となると、結果くらいは気になる。ネットで検索するとサヨナラ負けを喫していた。たしか前回もそうだったのでは・・・とさらに検索してみると三回連続だという。これはこれで見せ場をつくっている気もするし、勝利時の爆発的感動のお膳立てができたのではないか、なんてことを考えていた。

▼昨日(7日)は、新しくできた麻雀プロリーグ「M.リーグドラフト会議」であった。抽選方法は野球とほぼ一緒。7チーム各3名を第1順から指名して行く。千分の21のその狭き門に、一巡目に魚谷侑未プロが入り、二巡目に滝沢和典プロが入った。魚谷プロのキャッチフレーズは苗字から「最速マーメイド」、滝沢プロのキャッチフレーズは「越後の奇跡」である。

▼魚谷プロは柏崎市出身であり、滝沢プロは長岡市出身である。二人とも実力、ビジュアルともに申し分なく、間違いなく華のあるトッププロとして人気は高い。業界には、長岡市出身レジェンド金子正輝プロもいる。この世界の重鎮で、知らない人はいない有名人である。

▼郷土に対する愛着は不思議なもので、新潟県や長岡市出身というだけで親近感を持ってしまう。こんな私でも、ふだん意識することなどないのに、自然と出てくるのはなぜだろう。中越高校は残念だったが、ドラフトでふたりが指名された瞬間、誰となくハイタッチをしたくなった。