「平成北越雪譜」
6日は新潟のANAクラウンホテルで会議であった。長岡駅に事務所が近いこと、ホテルも新潟駅に近いこと、近年にない大雪で交通インフラ状況が読めないことで、アクセスの選択肢は新幹線しかなかった。事務所を出てからきっちり一時間ほどでホテルに到着し、翌朝ホテルから事務所も同様であった。
▼同じく会議に参加したIさん。今朝のモーニングセミナーでの話しでは、車での翌朝の帰り道は、6時間を要したそうである。高速道路は路線整備の除雪と事故で、不通区間が大幅にあったそうだ。当局に電話で道路状況を確かめながら、なんとか家に到着したそうである。ふだん長岡ー新潟のインターチェンジ間が40分であるから、やはり通常なら一時間前後というところが、こうである。
▼鉄道も新幹線であれば心配ないが、在来線となるとそうはいかない。7日の夜は居酒屋で会議があった。9時すこし前に終了し、長岡駅に向かったが、信越本線は全線除雪整備のため、運休となっているではないか。会社ですこし休んだあと、しかたなく居酒屋一軒分のお金を出して、タクシーでの帰宅となった。
▼雪は降っても、雪国ならあるていどは耐性があるからいいのだが、これだけ降ると、とにかく時間が読めない。読めないからといって、それでいいかというと、仕事上社会はそれほど甘くはない。甘くはないからどうしても、身構えてしまう。この寒波だと明日も4時起きである。「平成北越雪譜」のひとコマでした。