インフルエンザ 自分のような病人が「健康は大事だ」というほど言行不一致なことはない。
インフルエンザBで寝込んでしまった。熱はないのだが、鼻水が止まらない。熱が上がりそうになると、体温調節のために鼻水で下げているに違いない。感染元の息子も、診察から6日目というのにベットにへたりこんでなかなか起きてこない。
感染しやすい分、医者から外出禁止令がだされる。お役御免で仕事場にでなくていいというサボリごごろが顔をだす。どうにもならないとあきらめるけじめは十分つく半面、スタッフに迷惑もかけ、手放しで養生しているわけにはいかない。
朝、1階の台所に行ってみると、じいさん、ばあさんがいそいそと朝食を採っている。我が家では、一番年寄りが一番元気な状態になってしまい、情けないかぎりだ。
普段は常に健康でありたいと願っているにもかかわらず、酒を飲みすぎ、ラーメンにとんかつで炭水化物を溜め込んでいる。自分のような病人が「健康は大事だ」というほど言行不一致なことはない。
罹患前にたべた、ごはん大盛り味噌カツ煮定食。食は生きていく上での基本だから、食欲があるということはそれはそれですばらしいと思っている。ただほどほどにということ。