世界で一番高い溶液
毎月行っている「たのしいパソコン講習会」は、シニアの方を対象に一度パソコンに触れてみませんかとお誘いしています。今月は9日(土)に開催しましたが、毎回大勢の方の参加をいただき感謝感謝です。こつこつとこのパソコン教室を知っていただこうという試みなのですが、私の性格からしてこの手のものは苦手で、これも支えてくれている先生と佐々木さんに感謝です。メインは自分の顔写真を挿入した名刺作成。そのため先生がプリンターの事前確認をしていたら、インクが切れていることがわかりましたのでさっそく大手量販店でインクを購入しました。価格は6色パックで5,980円です。この手の商売、たとえばこのプリンターであるとかコピー機などは本体は減価割れで損をしても、リピートのあるインクやトナーで利益をだすというビジネスモデルです。そこでインクの販売価格は容量当たりいくらになるのか調べてみました。私の使用しているインクジェットプリンターはエプソンのPM-G4500です。一色で15mlの容量です。今回購入したものは6色ですので、90mlということになります。これを1リットルあたりに換算すると、66,444円になりました。こんなに高い溶液は皆さんの周りにありますか?たぶんペットボトルなどに1リットル入れて持っていると、手がふるえそうになるんではないでしょうか?そしていろいろと調べてみると、やはり世界で一番高い溶液らしいです。そこに目をつけた他のメーカー、たとえばエレコムなどの会社は「エプソン用」「キャノン用」などといって廉価なインクをだしています。そして「同じインクだったら安いほう」が良いといってそちらに手を出すとやはり裏があって、メーカーの純正品は15mlにたいして安いメーカーの内容量は11mlしかはいっていなということもあるそうです。インクを買うとわかるのですがどこにも容量表示はなく、消費者はだまされるべくしてだまされているというのが今の現状です。
【内容量の記載はどこにも無い。WEBでも確認できなかった。】他方、私は昨日東山のハイキングコースを2時間ほど歩いてきました。そこには清廉な山からの水が所々こんこんと出ており、訪れるハイカーの喉をうるおしています。自然の恵みとしてとめどなくあふれる清水とプリンターのインク。わかっているけれど何か釈然としないものを感じるのでした。
【ハイキングコース入口】
【突き当りの森を右に折れるとすぐに清水がでている】
【ながれ出す清水】
【コースのパンくず】この向こうにも清水があるはずだが悪天候となり断念しました。次回のお楽しみ。