一年で一番美しい季節

廻りの風景は田植えが終り、これから見渡す限りのグリーンカーペットとなる。新潟県が一年で一番美しい季節だ。四季折々、鮮やかに大地の色が変化する新潟県。魚沼産こしひかりに代表される米どころであり、米の産出額は日本一である。この4月から娘が行った大学(埼玉キャンパス)は「ごはんがおいしくない」とこぼしていた。

▼先日茨城県牛久市へ行ってきた。おどろいた事が三つ。
一つは茨城県の農業産出額は北海道に次いで二位であること。農業県と思われている新潟県だが農業産出額では10位である。大消費地の首都圏から近く、比較的温暖な気候が幸いしているのだろう。ちなみに同じ理由からだと思われるが、千葉県が三位である。

▼二つ目は1000mを超える山がひとつしかないこと。百名山の筑波山でさえ877mである。国土の森林面積が70%を超えるといわれる日本国にあって、低山しかない。

▼三つ目は地域ブランド力が最下位(47位)。なぜか北関東はおしなべて低い(群馬県:46位、栃木県:41位)。約300万人という人口ボリュームは堂々全国11位なのに。

「茨城県を色に例えると」と聞かれてもなかなか浮かんでこないのかもしれない。

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