初雪に想い出すこと

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我が家では昨日初雪が降った。 暖冬でスキー場が開場できないというニュースを見た後すぐだ。魚沼三山はとうに雪化粧していて、冬の近さを伝えてもらっていた。平場ではおだやかな日々が続いていたので、冬という実感がわかないでいた。「 雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡」と月岡で詠んだのはだれだったか。

 

 

▼ サラリーマンのころ、気候が真逆の静岡へ転勤した。この時期いつも思い出す。勤務地は静岡駅近くであり、住んでいたのは清水市草薙(現静岡市)だった。冬でもあたかかく、日本で一番住やすいところではないかと思った。清水市から東側へ向かうと、寒さが厳しい。静岡市から西側は焼津市で、峠をこえると急に風が強くなった。それでいて首都東京から1時間という地の利がある。

 

 

▼ 「新潟支店から転勤してきました。」というと、会う人はものすごくフレンドリーに接してくれた。聞けば「上越交歓」といい、清水市と上越市は中学生同士が交流しあっているとのこと(上越市の人は清水交歓) 。私は長岡市出身で、まったく行事自体知る由もなかったが、親近感を持って付き合っていただき、大変感謝している。

 

 

▼ いちごの旬は1月だとわかったのもこのときである。透き通る青空、久能山東照宮の下、駿河湾を見ながら石垣いちごを食べたくなった。初雪をみると行きたくなるのだが、なかなか叶わない。

 

 

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