北信五岳の名峰「妙高山2454M」昨日の曇り空から一転。快晴の中、 視界のない急登をひたすすみ頂上へ。ラストは360度の大展望と火打山の雄姿が迎えてくれた、いい山旅でした。(2013/08/11)
妙高山は越後の名山である。越後富士とも称せられる。越後のみならず、私は日本の名山だと思っている。その均整の取れた山容の気品と言い、ドッシリと安定した量感と言い、のびやかな裾野の雄大さと言い、名山としての名に恥じない。
深田久弥「日本百名山」
8月10日に火打山から下山後、黒沢池ヒュッテに移動し、明日にそなえる。
素泊まりを選択し早めに休息に入るも、夕食のいい匂いが腹にこたえた。
当日は快晴に恵まれ上々のスタートを切れたが、視界のない急登が切なかった。
大倉乗越
妙高山
火打山を下山後、黒沢池ヒュッテに移動した。
天気は上々となり、明日の山行が楽しみになってきた。
テント場も混雑してきたようで、次第にひとが増え、小屋は満杯となった。
大倉乗越から妙高山を見た。
雲が頂上にたまっているようだが、次第に風が振り払ってくれた。
沢筋の雪渓を渡る。
すでに踏みぬきの穴もぽっかりとあり、気温も上がってきていることから、相当躊躇した。
黒沢池ヒュッテからのコースは渡渉するとほとんど視界がない。
しかも急登をジグザグに行くため、忍耐力が求められた。
視界が開けたところが頂上だと思っていいい。
右のどっしりした山が火打山。
左となりは新潟焼山。現在は登山道の整備はされたいない。自己責任でとの注意書きも。
笹ヶ峰登山口へ。お花畑の中の木道。