谷川連峰の名峰「谷川岳1977M」尾根に吸い込まれそうな、みごとな稜線のいい山でした。(2009/09/26,2014/08/02,2016/06/11)

深田久弥は「これほど有名になった山もあるまい。しかもそれが「魔の山」という刻印によってである。」と書いている。

ただし、それは幽ノ沢、一ノ倉沢、マチガ沢等の岩稜が生み出した名称である。

三回の登山で通った「天神尾根」「西黒尾根」「巌剛新道」は山道の整備が行き届いて、比較的安全に登れるルートである。

● ロープウェイ→天神尾根→頂上→天神尾根→ロープウェイ:2009/09/26

万太郎山。

たおやかな笹原。静岡に住んでいたころのお茶畑のようだ。

「のぞき」から一の倉沢を見下ろす。

吸い込まれそうな、万太郎山・仙ノ倉岳方面への稜線。いつかは・・・。

白毛門方面の山並み。湯檜曽川が白く糸をひいているようだ。

● 西黒尾根→頂上→天神尾根→田尻尾根:2014/08/02

頂上手前の道しるべ。各尾根への案内板である。

西黒尾根がはっきりとみえる。そうとうは急こう配。

ザンゲ岩付近にある氷河の跡。

オキの耳、トマの耳がはっきりとわかります。

● 巌剛新道→西黒尾根→頂上→西黒尾根:2016/06/11

昔のひとが国境を越えてくると「街がみえる」と言ったことからついた名称「マチガ沢」

もちろん直登ではなく、谷の左側を登り詰め、西黒尾根と合流します。

谷川岳遭難者の慰霊碑です。先輩の名前が刻まれています。