今年の漢字は「安」で正解
漢字も10大ニュースも自分で決める-その2
「日本漢字能力検定協会」主催、2015年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「安」に決まった。まったく想像していなかった漢字であり、びっくりしている。安全・安心・安価・安逸・安易など、どの単語もぴんと来ない。安保法案可決やフランス同時テロでの不安、建築杭の偽装が発覚し安全が揺らいだなどが理由だそうだ。
▼ 会社では様々な試験科目を取扱い、テストセンターを運営してる。全てはPCで行う試験だ。ITはもちろん金融関連から英語のTOEFL、国家試験のITパスポート、Office製品のMOSなど1,000種類以上のテスト科目を取り扱っている。だから数年前、協会の「漢字検定」いわゆる「漢検」を取り入れようとした。
▼ 受験者数が多く魅力的に見えた。ちょうど子供が小学生と中学生で受験に興味があったのと、クイズ番組などでは漢字に関する出題も多く、盛んに「芸能人が漢検何級に挑戦した。すでに漢検○級を持っている。」とアピールしていたからだ。しかし、手数料のあまりの安さと、常時受け付けがネックとなり断念した。ドロドロ内紛劇が協会で発覚したときでもある。
▼ 今年を振り返ってみると
- 日経平均株価、15年ぶりに2万円台回復
- 米国連邦議会上下両院合同会議で初演説
- 2016年の「伊勢志摩サミット」決定
- 「軍艦島」など世界文化遺産
- 新国立競技場の建設計画を白紙撤回
- 戦後70年談話発表
- 安全保障関連法が成立
- 訪日客が急増、過去最多更新
- TPP、日米など12か国で大筋合意
- 3年ぶり日韓首脳会談
やはり安倍晋三の「安」で2015年の漢字は正解でした。